マンガ『ベルセルクBERSERK/三浦建太郎』感想・考察レビュー

今回読んだマンガ『ベルセルクBERSERK/三浦建太郎』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。



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感想 

ダークファンタジーの傑作と言われている今作。前半ぐらいはマンガアプリの無料期間で読んでいたことがあるのですが、ようやく最新刊まで手に入りましたので感想を。

大まかな設定としては、何の特殊能力も持たない主人公ガッツが、常識を超越した魔物たちを倒していくというもの。厳格な世界観という事もあり、よくあるダークファンタジーだな…という印象から一転、グリフィスとの因縁を描いた過去編(黄金時代)が描かれたことで世界観に奥行きが追加されていきます。

私の見解としては物理法則などをはじめ、現実に忠実だった世界が、少しずつベヘリットおよびゴッドハンドの登場によって少しずつ非現実化されていく物語なのでは無いのかなと思いました。

はじめは魔物などの存在も少しだけだったが、そこら中で魔物が目覚めて、最終的にはグリフィスが復活、霊魂を操ったり、一日で都市を出現させるなど、「剣の世界」が「剣と”魔法の”世界」になった感じなのでしょうか?当然生身の人間だったガッツも狂戦士の甲冑を付けることで、世界の変化による恩恵を受けているように感じました。

ただ今作は非常に名作である事を裏付けるように、ネット中にあらゆる切り口の考察や論評が溢れていました。作品の内面テーマに注目して「すでに運命を決定づけられた人間がどう生きるのかを描いた作品だ」などと論じられている考察もあれば、ビジュアルに注目して「狂戦士の甲冑まとうと何かバットマンじゃね?」などという軽い意見もあったりと、名作由来の無数の切り口の意見が見られました。ワンピースやハンターハンターなど、なかなか連載の終わらない人気作にも似たネット内などでの盛り上がりを感じました。

とは言っても今作は三浦建太郎先生が亡くなってしまっている以上、完全なエンディングがもう絶対に見られないというのはかなり寂しいものがあります(森恒二先生が引き継いでいるとはいえ)。それにゴッドハンドを五体とも倒すのかはは分かりませんが、仮に全員を倒すつもりなら41巻時点でまだ1体も倒せてないので、まだまだ途方もなく長そうだなあ…とも感じました。

いずれにせよ、今回自分の読了マンガにベルセルクを加えられたのはすごく嬉しかったーーそう思えるような素晴らしい作品でした。


配信サービス


現時点(2022年07月時点)で「ベルセルク(アニメ)」を配信しているのは以下のサイトでした。

U-NEXT


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 国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。

Hulu


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 配信サービス。一応無料体験ができるみたいなので、使用感次第で加入をオススメします。


Amazonプライムビデオ


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Amazonが運営している配信サービス。Amazonヘビーユーザーなら利用しても損はないかと思います。





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