大河ドラマ『青天を衝け 第8回「栄一の祝言」』感想・考察レビュー


今回視聴した『青天を衝け 第8回「栄一の祝言」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

 2021年より始まった大河ドラマ「青天を衝け」。NHK放送をリアルタイムで視聴。


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感想

 

 今話は栄一の婚儀と、幕府側・井伊直弼の動きにフォーカスした内容となっていました。栄一の恋の決着は、もう少し揉めるのかなと思っていましたが、告白成功から結婚までをコンパクトに今話内でまとめられていました。お千代がヒロイン→妻へと変わることで、今後のドラマや栄一の動きにどんな影響が出てくるのか、次話以降に期待です。
 いっぽう慶喜サイドでは、家定に抜擢された井伊直弼が、権力をふりかざします。井伊直弼といえば桜田門外の変などとセットで、教科書などにも登場していましたが、実際は有名無実で「どうして暗殺されたのか?」みたいな経緯は知らなかったので、このドラマによってその大まかな背景を知ることができたのはかなり喜ばしい。
 次回予告では、桜田門外の変と思われる暗殺シーンが挿入されていたので、どのようにして暗殺へと至るのか、ワクワクしながら次回を待ちたいと思います。





考察


 前回に引き続き、栄一の告白シーンから始まった第8話。お千代の「ごめんなさい…」や、喜作があっさり身を引く宣言をしたりと、思わせぶりのミスリードが多かった回だったなと思います。
 また、いままでと変わらず栄一・慶喜サイドが交互に展開されていきましたが、今回はいままでに無いほどに明暗がくっきり別れた展開だったと思いました(栄一→結婚 慶喜→禁錮)。ただ、その浮き沈みが、お互いの明暗のコントラストをより強く巧く引き立たせていたようにも感じました。
 いずれ二人が合流する機会が来た際には、一度、この交互に見せる構成は、一旦ひとつに集約するかもしれませんが、大政奉還・海外留学の際にも「一方その頃…」みたいな感覚で、またこの構成で始まるのではないかなと予想しています。そう考えると、慶喜をもう一人の主人公にしたことや、交互に見せる手法を取っているのは、渋沢栄一史における大きな見せ場「帰ってきたら大政奉還してた…」の部分などを強く引き立たせるための伏線だったりするのかもしれないなぁなどとも考えています。

 


 

配信サービス


現時点(2021年3月時点)で「青天を衝け」を配信しているのは以下のサイトでした。

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 国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。


NHKオンデマンド


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