映画『オンディーヌ 海辺の恋人』感想・考察レビュー

今回視聴した『オンディーヌ 海辺の恋人』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

他の運営サイトで名作「ウンディーネ」を取り上げる流れで、Amazonプライム特典にて視聴。



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感想

 名作文学『ウンディーネ』を調べていくなかでたどり着いた今作。水の精をモチーフにした作品であったため、現実世界のなかで起きたファンタジー映画とかなのかな?などと思っていましたが、最後は麻薬の運び屋という正体が明かされるという、意外な展開に驚かされました。
 また名作ウンディーネの物語をオマージュしているのか、娘が水中に転落したり、漁師という設定が残っていたりと、どういった部分にオマージュが含まれているのか探しながら観るのもなかなか愉しめました。
 そしてなにより、アイルランドの美しさと殺風景さが同居したようなきめ細やかな景色がく美しい映画だったなと思いました。
 そして最後は「ウンディーネ」と違い、ハッピーエンドで終わってくれたので、ウンディーネ読了後からすれば、どこか得したような気分になれました。



考察

 今作はパッケージからするとファンタジー恋愛のような第一印象を受けますが、最後は現実的なロジック付けがされるという工夫がなさていたように思いました。
 また、ヒロインが空から降ってきたり、洞窟で掘り起こされたりするという展開はよくありがちですが、漁師という設定を利用して網にヒロインが掛かっているという出逢い方が斬新だったなと思いました。
 


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