映画『どうしようもない恋の唄』感想・考察レビュー

今回視聴した『どうしようもない恋の唄』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

YouTubeの予告動画で気になっていましたが、Amazonプライム特典で配信していたので視聴。



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感想

 

 ヒロイン役をしている藤崎里菜さんは完全ヌードでの出演。なのでセクシー女優さんか何かなのかな?と思いましたが調べてみるとまさかのグラビアアイドル。そう言われてしまうとヌードに突然の”お得感”を感じてしまうのは男の性なんでしょうか(笑)。

 “原作”も試し読みなどで軽く読んだことはありますが、心情描写が省略されてることで、登場人物のこまかい行動動機などが汲み取れきれない感は少しあったかなとは思います。

 個人的には隣人のレイコさんがかなりいいキャラしてるなと思いました。「この人は違う、もっとなにかになるんじゃないかと信じてますから」というヒナの言葉に対して「アンタ、カッコいいよ」と言い捨てていくシーンなどがかなり印象深かったです。

 他にも隣人とスワッピングするという斬新な展開や、主人公が「好きだよ」のトーンで「嘘つけない人ね」と見抜かれるシーンなど、ちょっと考えただけじゃ思いつかないアイデアなども多数詰まっていたように思いました。



考察

 敵役の男がありきたりなヤクザではなく、”色盲”という斬新な設定が入ることで、印象深いキャラクターになっているなと思いました。そして、最後にはその”色盲”という設定をしっかりと応用して物語を結ぶという点に技巧を感じました。

 シナリオ面においても、作品タイトル通り、”どうしようもない”ふたりの生活が描かれていくというタイトルに沿った展開になっていったと思います。そして最後はこれからのふたりはどうなっていくのかーーという観客に想像の余地を残す終わり方にも意匠を感じました。
 


配信サービス


現時点(2021/07時点)で「どうしようもない恋の唄」配信を確認できたのは下記の配信サービスでした。



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