アニメ映画『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ」』感想・考察レビュー

今回視聴した『劇場版「Fate/stay night [Heaven’s Feel]Ⅰ.Ⅱ.Ⅲ」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

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感想・考察

 

だいぶ前から気になっていましたがついにAmazonプライムにて1.2.3を同時レンタル。セイバールートや遠坂ルートよりはるかにドロドロした内容と呼び声高い桜ルート。コミカライズ作品23巻あたりまでは読んでいましたが結末はまだ分からないといった状態で挑む。

 コミック版とは少しシーンの順番が入れ替えられていましたが基本的な本筋はあまり変わらない印象。

 劇場版で尺が短いというのもあるのか、戦闘シーンは他ルートに比べてかなみ短め。またセイバー、アーチャー、バーサーカー、ランサーなども序盤で次々に敗退。主要キャラをこんなに早い段階でリストラしていって、物語をどう収拾付けるんだろう?という疑問が常に頭のなかを掠める前半。

 その後も他ルートではラスボスを飾るギルガメッシュなどもあっさりやられたり、かなりイレギュラーな現象が次々押し寄せ、まったく読めない展開に、後半は完全に釘付け状態でした。

 また黒セイバー、アンリマユなど、FGOなどで登場して名前だけは知っているキャラクターがここで登場するというのもかなりアツい展開ではありました。どういった経緯でそうなったかなども細かく描かれており、今作でよりFate知識を高めることができたなあと。

 またエロゲ原作だけあってギリギリのところを攻めたシーンも多く、2巻の濡れ場シーンなどはかなり過激めでした。(内心超ムフフ

 終盤は凛と桜の姉妹決戦、綺礼と士郎のタイマンなど、他ルートとはまた少し違う戦闘カードも披露され、同ゲームの別ルートであるだけなのにここまで大掛かりで違うシナリオが展開されるのかと、原作Fate/staynightの偉大さを改めて突きつけられました。

 そして最後には遠坂姉妹が仲良く暮らし、最後に士郎も復活するという様子が描かれ、本作は幕を閉じます。不完全燃焼だったので視聴後に色々調べてみると、今作では桜ルートのハッピーエンドのシナリオを描いているとの事でした。ただイリヤが犠牲になったり、士郎は人形として復活しているなど(それは本当の意味で生きていると言えるのか?)、Fate特有の重厚感とモヤモヤが共存するようなラストでした。でもこの満たされ過ぎない感じがFateの良さなんだよなぁと改めて感じさせられる、そんな三部作でした。時間があったら次は2006年版のセイバールートでも観ようかなと思います

 


配信サービス


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コミカライズ作品


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