アニメ『東京リベンジャーズ』感想・考察レビュー
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感想・考察
SNSなどで話題なっている「いねえよなぁ!?」というマイキー構文に興味を持ち、引き寄せられるようにして今作を視聴。例のマイキーが出るあたりまで観れればいいだろう…と中途半端なモチベーションで視聴を開始するも、あれよあれよとズルズル観てしまい、最終的に半日使って一気観。(ヤベェ…ハマっちまった…)予想を超える面白さに完全に釘付け。完全に2クール待機勢と化してしまいました。
「シュタインズゲート」「Reゼロから始まる異世界生活」「ぼくだけがいない街」などのループ要素にヤンキー漫画を足したようなシンプルな構造ではありますが、現代人の早い時間感覚に合わせて、無駄な説明や本筋に関係のないサービスシーンなどが極限までカットされている怒涛の展開がとにかく魅力的でした。
また、視聴していくなかで問題のマイキーもかなり革新的なキャラクターだったなと思いました。小柄な美男子だが総長というギャップもさることながら、単純さとサイコパスな感じが同居している雰囲気はどこか「ONEPIECE」の“ルフィ“を彷彿とさせました。しかしルフィとの被りを避けるために目を「点」でなく「死んだ目」にすり替えたことで、上手く隠れているのかなと。「ONE PIECE」といえば日本で最も売れてる漫画で、マイキーの登場する今作「東リベ」もまた大ヒットかつ、マイキーの人気もすさまじい。日本人ってこのルフィ・マイキー型のようなキャラクターが好きなのかなと思ったりもしました。そう考えるとルフィって目が点ですけどマイキーのように目が死んでても案外違和感ないキャラクターなのかなと思ったり。
そしてもう一点新しいなと思ったのは、ループモノには珍しく黒幕(稀咲鉄太)の正体がはじめから明かされているという点でした。同じループモノの「ぼくだけがいない街」をはじめとしたループサスペンスでは黒幕が終盤まで明かされない、というのが定石ですが今作は最初からあえて明かしているというのがかなり革新的。それによって稀咲鉄太が登場するたびに慢性的に緊張を煽られたりと、ありきたりなループモノでは体験できない感情の揺さぶられ方が観ていてとにかく新鮮でした。さらにそれだけで終わらず稀咲が「俺のヒーロー…」と涙を流しながら銃口を向けて最後を締めくくったことで、もしかしたら黒幕はまだ別にいるのかな?ーーなどと視聴後も考察する愉しみも残してくれるという余韻にもまた魅了されました。あえて原作を追っていないので、考察しながら2クール配信を静かに待とうかなと思いました。
配信サービス
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Hulu
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上記2つの配信サービスの中間を取ったような価格になっており、ここにしかないタイトルなどもあるので差別化されたサービスになっています。
Netflix
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配信サービス。Netflixオリジナル作品ということなのでここでのみ現在は配信視聴が可能なようです。
Blue-ray&DVDリンク
原作コミック
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