ドラマ『LOKIロキ』感想・考察レビュー
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感想・考察
MCUシリーズのドラマシリーズとして始まった今作。これまで「エージェント・オブ・シールド」などのドラマにも軽く触れたことがあるのですが、映画シリーズに比べるとスケールダウンしていて、正直すぐに観るのをやめてしまいました。
なので今作もあまり期待せずに視聴を開始したのですが、エンドゲームなどで凄まじい実績を上げているのもあってか、映画と同じぐらいの、場合によってはそれ以上のクオリティとなっていて驚きました。
そして例に漏れず、今作も革新的なアイデアがめちゃめちゃ盛り込まれていました。
まず、自分の女版をヒロインに据えおくという、画期的なアイデア。毎度考えつきそうで考えつかない絶妙なアイデアを入れてくるなぁ…(驚)。しかもそのアイデアが、ナルシシストで『自分しか愛せない』というロキのパーソナリティをにもしっかり合致した隠喩となっており、内面的にも外面的にも新しいアイデアを昇華させることに成功しているなぁ…と感嘆が止まりませんでした。
そしてサスペンス性と予測不可能な展開も秀逸でした。常に存在を消されかねないという状況や滅亡を前にした舞台など、常に緊迫感をはらんでいるだけでなく、消されても実は虚無空間という場所に送られるだけだったり、設立者が陽気な黒人だったりなど、意表を突く展開の雨あられ。まさに予測不能なロキを表しているかのような展開でした。
最後にはタイムラインの解放によって、膨大なカオスが解き放たれる結末を迎えます。他のMCU作品にも少なからず影響があるのでしょうが、どういった形で他のキャラクターたちとロキが合流するのか、これからの進展に要注目。
配信サービス
現時点(2021/11時点)で「LOKIロキ」配信を確認できたのは下記の配信サービスです。
Disney+(ディズニープラス)
>>>サイトリンク
Disneyが運営している配信サービス。
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