大河ドラマ『鎌倉殿の13人第11回「許されざる嘘」』感想・考察レビュー

今回視聴した『鎌倉殿の13人第11回「許されざる嘘」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

　2022年より始まった大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。NHK放送をリアルタイムで視聴。

感想　

前回の予告通り、頼朝の傲慢さが目立つようになってきた今話。

　捕虜となっていた伊藤氏らを、自身の世継ぎのために暗殺してしまうなど、大胆な悪行が目立っていました。しかもそれは、弟・全成の予言によってもたらされたものであり、もしかして全成は頼朝の好感度を下げて、台頭を狙っているのではーー？などと勘ぐったりもしました。

　さらに、もうひとりの弟、義経も邪魔な弟をけしかけて討死させるなど、源氏兄弟間での瓦解がかなり浮き彫りになったようでした。単純で純粋なキャラクター性が印象深い義経でしたが、今思えば騙し討ちで狩人を殺害するなど、腹黒い本性が前々から見え隠れしたようにも感じます。

　難局を二人三脚で乗り越えてきた源氏と北条氏。しかしその関係にも、少しずつほころびが見え始めてきたようなーーいよいよ権力争いのフェーズに入っていくのだろうかーーそんなことを感じさせる回でした。

現時点(2022年01月時点)で「鎌倉殿の13人」を配信しているのは以下のサイトでした。

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