ドラマ『ギャルサー 第1話「地上30メートル恐怖の落下、友情殺す死ねメール」』感想・考察レビュー


今回視聴した『ギャルサー 第1話「地上30メートル恐怖の落下、友情殺す死ねメール」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

 自宅のDVD棚に眠っていたのを取り出して久々に視聴。



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感想

 放映当時はまだ小学生でしたが、昔を懐かしみながら再び観ることができました。個人的に邦ドラマはあまり観ないのですが、ここギャルサーはかなり熱心に観ていた記憶があります。まだテレビの強かった時代という事もあり、キャストがとにかく豪華。現在主役級で活躍されてる俳優さんら(戸田恵梨香さん、新垣結衣さん)が一同に揃い踏みしており、さらに生瀬勝久さん、温水洋一といった名脇役まで集結してるという飽和っぷりを観て、こういう豪華な日本作品はもう観られないんだろうなあ‥などとしみじみ‥。

 今話(第一話)では一通りの登場人物を紹介しつつも、中でも主要となるサキとその友人シズカの関係が描かれます。ひょんな事から自殺へと追い込まれてゆく過程は、内容が分かっていたとしても、どこか胸を抉るようなものがあります。

 最後にはサキが懺悔して、シンノスケが粋なやり方で事件を解決して見せます。藤木直人さんといえば他にも多くの作品に出演されていますが、個人的にはこのシンノスケ役が一番印象深いです。 

 エンディング後には2話へ向けた伏線も張られ、今観てもスキの無い、粋な作品だなあ~と。


考察

 歳を取った今見返してみると、このギャルサーはギャルという当時の社会問題を風刺しただけのドラマでない事に気付かされたように思います。なによりまずは含まれている要素(ジャンル)の多さに驚きました。笑い(シンノスケの天然)、涙(サキの懺悔)、教訓(イジメは良くない)、謎(イモコ)といったあらゆる要素が、それぞれの良さを引き出しながらも一辺倒にならず、絶妙な分量で調和が取られているように思いました。これだけの要素をひとつの物語に詰め込んで、さらに展開の中でスムーズにスイッチングしていく様が、観客のストレスを最小限に抑えるための配慮に満ちているなと思いました。


配信サービス


現時点(2021/05時点)で「ドラマ・ギャルサー」配信を確認できたのは下記の配信サービスでした。

TSUTAYA TV


>>>サイトリンク
  TSUTAYAの配信サービス。DVDの宅配レンタルも出来るのが他サービスと違います。





DVDリンク


一応ブルーレイとDVDのリンクも貼っておきます。





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