大河ドラマ『青天を衝け 第14回「栄一と運命の主君」』感想・考察レビュー
今回視聴した『青天を衝け 第14回「栄一と運命の主君」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。
2021年より始まった大河ドラマ「青天を衝け」。NHK放送をリアルタイムで視聴。
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感想
ついにドラマ冒頭の慶喜との邂逅シーンより先に進むボーダーラインとなった第14話。
攘夷と初志を曲げないことに囚われている喜作に対し、遠い未来を見据え、柔軟な決断を下す栄一の賢明さがかなり光っていました。
さらに栄一の「やっちまいやしょう!」という熱い演説に影響を受けるかのように慶喜が大きな覚悟をもって怒り述べる様子は、ドラマ・半沢直樹を観ているときのような清々しさを感じました(まあ諸田役の池田成志さんがいたと言うのもあると思いますが(笑))。
そして、最後に慶喜が「徳川家を守る 政権を返すことは絶対しない」といった趣旨の言葉で決意を固めますが、ここからどういった紆余曲折を経て、その考えを真逆に変え、大政奉還へいたるのかーーその考えの変遷に着目しながら今後も観ていきたいと思います。
考察
「攘夷は古い」という平岡の言葉が、まさに時代の変わり目に起こる、不変的な人間の動態を表していたように感じました。何か新しい考えやパラダイムシフトが起こる際には、かならずそれに対抗するいくつかの考え方が出て、それらがぶつかり混ざり合って止揚されていくという一連の流れの渦中だからこそ出るセリフだなと思いました。
配信サービス
現時点(2021年3月時点)で「青天を衝け」を配信しているのは以下のサイトでした。
U-NEXT
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国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。
NHKオンデマンド
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過去のNHK作品などを観ることができる、NHKによる配信サービス。大河ドラマを観たいだけというのなら、上記のU-NEXTよりも値段も半分以下なのでオススメです。
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