大河ドラマ『青天を衝け 第29回「栄一、改正する」』感想・考察レビュー

今回視聴した『青天を衝け 第29回「栄一、改正する」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

　2021年より始まった大河ドラマ「青天を衝け」。NHK放送をリアルタイムで視聴。

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感想　

　タイトルも篤太夫から栄一にもどり、明治政府編に突入した今話。偉人・渋沢栄一が大きく活躍するタイミングである通り、オープニングから「時が足んねえ！」とフルアクセルの様子。
　初めの頃は幕臣かつ百姓の出である栄一を快く思わない人物が多かったのですが、栄一の頭一つ抜けた有能ぶりに、最終的に認めざるを得なく流れは観ていて心地が良かったですし、前回の駿府と同じ流れを感じました。有能な人物というのはどこにいても光り輝けるんだなぁ…と正直うらやましくもある…。江戸という権威主義から実力主義へと社会は移行し、才覚のある人物がのし上がっていくという時代の変化はまさに現代にも通ずるところがありました。　
　また、郵便という概念を言葉から考え、それを公共システムとして現実的に落とし込んでいく過程などもワクワクできました。そして検証で手紙が届き、喜び合う姿などはこちらも思わずニンマリ。
　しかし終盤では、改正掛をよく思わない大久保利通がどこか暗躍するような素振りを見せます。栄一の前回から今話にかけての不遜な物言いがしっかり伏線として生かされてるなぁ…と思いました。今後維新がどのようにして飛躍を遂げていくのか、これからも観続けていきたいと思います。
　

　

配信サービス

現時点(2021年10月時点)で「青天を衝け」を配信しているのは以下のサイトでした。

U-NEXT

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 国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。

NHKオンデマンド

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過去のNHK作品などを観ることができる、NHKによる配信サービス。大河ドラマを観たいだけというのなら、上記のU-NEXTよりも値段も半分以下なのでオススメです。

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