大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第2回「佐殿の腹」』感想・考察レビュー


今回視聴した『鎌倉殿の13人 第2回「佐殿の腹』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

 2022年より始まった大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。NHK放送をリアルタイムで視聴。


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感想 

 新大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の第二回。前回は第一話にもかかわらず登場人物が多く、主人公(義時)の見せ場なども無かったことから、イマイチどこがこのドラマのセールスポイントなの?と正直計りかねていましたが、今話でようやく愉しみ方が見えて来たという印象でした。

 冒頭からすぐにオープニングがはじまり、長澤まさみさんのナレーションがオープニングあとに入ります。どうやら毎回この形式であらすじを追っていくのか、と視聴ルーティンを理解。

 まもなく今回の敵となる清盛が登場。のちに平家を滅ぼす発端となる「頼朝の脱走」を「東国のいざこざ」とみくびる様子はまさに傲慢そのもの。「平家であらずんば人にあらず」という言葉が遺っている通り、ここからその天狗鼻をへし折られていく過程を見られるかと思うと、その点も楽しみでなりません。

 そしてドラマの主人公・義時。前回は状況描写だけでドラマの尺がいっぱいいっぱいだったのか、その人柄が描かれていませんでした。ですが今話で「癖のある人物」というよりも、むしろ癖の強い人物らに囲まれて迷惑する「巻き込まれ体質」なキャラクターなのかなという印象を受けました。新しい妻にゾッコンの父、物事をポジティブに捉えすぎる兄、胡散臭くて偉そうな頼朝、その彼に猛アタックする姉。そんな彼らにツッコミを入れまくる様子などから、義時は良識的な主人公なのかな?と。前回の大河ドラマ「青天を衝け」の渋沢栄一はその猪突猛進なキャラクターで周囲に影響を与えていくようなパワフルな人柄でした。しかし今回の主人公(義時)はその正反対、自分自身は目立たず強い力も持たず、周囲のキャラクターを引き立たせながら立ち回るような、そんな動きをしていくのかな?などと今のところは予測しています。「青天を衝け」とはまた違ったテイストになりそうなので、その違うノリに早く順応したいなと思いました。

 そして今話は何と言っても頼朝。Aパートではワガママで胡散臭い印象を作中の登場人物および私たち観客にまで刷り込ませはがら、Bパートではカリスマ性があり、信念の熱い本当の姿を見せつけてくれます。北条氏の傀儡として、祭り上げられるだけの存在になっていくのかな?と思いきや、平家打倒のためにその本性をひた隠していただけの策略家だったとは。義時同様に驚かされました。さて、今後どのようにして勢力を拡大して、平家を追い詰めていくのか、しっかり観ていきたいです。


配信サービス


現時点(2022年01月時点)で「鎌倉殿の13人」を配信しているのは以下のサイトでした。

U-NEXT


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 国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。


NHKオンデマンド


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過去のNHK作品などを観ることができる、NHKによる配信サービス。大河ドラマを観たいだけというのなら、上記のU-NEXTよりも値段も半分以下なのでオススメです。


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