大河ドラマ『鎌倉殿の13人 第18回「壇ノ浦で舞った男」』感想・考察レビュー

今回視聴した『鎌倉殿の13人 第18回「壇ノ浦で舞った男」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

 2022年より始まった大河ドラマ「鎌倉殿の13人」。NHK放送をリアルタイムで視聴。


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感想 

危険を顧みず、華々しい戦功を挙げる義経。

しかし正史の通り、その才覚が、頼朝の恐怖を煽り、不穏な方向へと義経を誘っていきます。義経が非運な最期を遂げるという事が分かっているだけに、常に複雑な心境で視聴していました。鎌倉時代に限らず、突き抜けた才能はいつの時代も嫉妬や恐れを集めてしまうものなんだなあ…と。

「私は戦場でしか役に立たん」「今度は誰と戦えばいいのだ」など、天賦の才を持つがゆえの虚しい呟きも、かなり印象的でした。

 また、壇ノ浦では船の漕ぎ手を容赦なく射抜くシーンがありましたが、かつて鉢合わせな狩人を容赦なく射抜いたシーンと重なり、しっかりイメージの刷り込みも、展開の中で成されていたんだなあという新たな発見もありました。

 そして、ついに源平合戦に決着が付き、死罪となった宗盛。護送役となった義経に対して、「兄弟とは信じ合うもの」という意味深なアドバイスを送ります。観ている方からすれば、顔を合わせて話し合えば解決しそうないざこざのようにも感じますが、ほんの些細な行き違いが、当事者らの生死にまで影響を与えていくんだなあと思うと、平家物語では無いですが、「諸行無常」人の世は儚いものだなあ…と思わされる回でした。


配信サービス


現時点(2022年01月時点)で「鎌倉殿の13人」を配信しているのは以下のサイトでした。

U-NEXT


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 国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。


NHKオンデマンド


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