マンガ『SKET DANCEスケットダンス/篠原健太』感想・考察レビュー

今回読んだマンガ『SKET DANCEスケットダンス/篠原健太』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。



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感想 

学生時代、友人宅で少し読んだのを最後に、以来お預け状態だった今作。最終巻だけはすでに読んでいて、ボッスンが海外に行くというのだけは覚えていましたが、この度1-32巻まで飛ばすことなくイッキ読み。感想をまとめたいと思います。

基本的にはコメディ・ギャグテイストの作品なのですが、他の作品と違う点としては、世界内での時間がしっかり進んでいるという点。コメディ系の漫画は大抵、いつまでも同じ時間軸を無限ループする(夏休みを永遠とやったり、キャラの年齢そのままに、クリスマスが何度も来たり)のが定石な印象ですが「SKET DANCE」に関しては、学校などでの日常をコミカルに描きつつも、学年が上がったり、上級生が卒業してしまったりと、定期的に変化が加えられている点が少し新鮮でした。

 そして個人的には作中ゲーム(ジェネシス、ヒュペリオン、ファルケン)や作中アイテム(ペロキャン、アンソニー、ドドンドンドドン)などのディテール要素が好きでした。作品全体のストーリーなどというよりもそういった細々としたアイデアを観るのが結構好きでした。

 そして、何よりこの「SKET DANCE」応用力のある作品だなとも感じました。以前から「二人は似ている」という言葉を何気なく作中に散りばめておいて、それがボッスンと椿が兄弟だったという伏線に繋げたり、既存のキャラを深掘りしていったり(しっかり者として登場したキャプテンが大食いだったり、ヤンキーとして登場したモモカを声優や女優にしたり)と他にも既にある情報をうまく伏線や新しい展開につなげている部分が結構ありました。単純なようで結構奥の深いというか、大人になって見返してみると多くのマンガ技巧が盛り込まれてる事に気付かされました。

 

 最後は卒業してあっさり終わってしまいましたが、篠原先生の作風から察するに正直キャラも豊富で技法も多いため、無限に続けられそうにも感じましたが32巻という長すぎず短すぎず、手に取るにはちょうどいい尺で終わらせているのも実は計算なのかな?と思ったりもしました。実際、私も簡単に読了できそうな長さだと思ったので手に取ってしまいましたので(笑)。

時間があったらすでにこちらも完結している「彼方のアストラ」など篠原先生の他の作品も時間があったら読もうと思います。


配信サービス


現時点(2022年07月時点)で「SKET DANCEスケットダンス(アニメ)」を配信しているのは以下のサイトでした。

U-NEXT


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 国内最大級の配信サービス。ラインナップのなかに「NHKオンデマンド」もあるため、歴代の大河ドラマを視聴することができます。一度無料トライアルでお試ししてみてもいいかもしれません。


Hulu


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 配信サービス。一応無料体験ができるみたいなので、使用感次第で加入をオススメします。




Amazonプライムビデオ


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Amazonが運営している配信サービス。Amazonヘビーユーザーなら利用しても損はないかと思います。


Netflix


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配信サービス。Netflixオリジナル作品などもあるので、お試し加入するのもアリかと思います。



Abema TV


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サイバーエージェント運営のインターネットTVプラットフォーム。 


原作&Blue-ray&DVDリンク



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