海外ドラマ『ヴァイキング~海の覇者たち~S1-5「奇襲」』感想・考察レビュー


今回視聴した『ヴァイキング~海の覇者たち~S1-5「奇襲」』についての感想と考察をまとめていきたいと思います。

 2013年から2020年までカナダで始まった海外ドラマ「ヴァイキング~海の覇者たち~」。視聴はNetflixで。


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感想 

 今話では、今後の動きについて考えを巡らせていたラグナルに対して、首長が手下を従えて奇襲を掛けてきました。個人的にはラグナルが策を練って首長を追い詰めていくのかなと思いましたが、首長が間髪入れずに攻めてくるというのは以外な展開でした。
 そしてラグナルが首長のまえに跪き、どう切り抜けるのか?と思いましたが、
あっさり包囲網から抜け出します。首長の手下、緊張感無さすぎ(笑)。さらに崖から飛び降りたあとも生死すら確認しない始末。ただそのマヌケっぷりのおかげでなんとか行き残るラグナル。
 そのなかでも特に気になったのはラグナルの妻。さすが女戦士と言われてるだけあり、夫が死にそうな状況にも動じずに、淡々と手当てをする冷静さなどがかなり魅力的だなと思いました。典型的な守られるか弱いヒロインとは対極なのがまさにヴァイキングらしいなと。
 また、劇中のなかで冬が訪れますが、北欧らしい雪景色が映像として挿入されており、より北欧・ヴァイキング世界へ没入できました。
 最後は「決闘」という予想の斜め上を行く展開で終了しましたが、首長はラグナルの誘いを受諾するのでしょうか?決着がつく日が待ち遠しいです。




考察

 フロキ宅で焚き火を囲み、北欧神話が語られるシーンがありましたが、そのなかでも気になったのがアゼルスタン。熱心にヴァイキングらの思想を知ろうと質問していきますが、死後の世界から世界誕生に至るまで、キリスト教とあまりに違う世界観にかなり困惑した様子。
 それを観た時、もしかすれば”アゼルスタン”という存在はカナダ制作ドラマということもあり、キリスト(アメリカ)圏の人々(観客)が共感できるキャラクターとして追加されたキャラでもあるのかなと思いました。そうすることで、主人公らヴァイキングを、凶暴な彼らの視点だけで追っていくのでなく、キリスト圏からはこう観えるといった、パラレルな視点で楽しませる狙いもあるのかなと個人的には感じました。
 それと、もうひとつ気になった点は、首長の息子らを殺した犯人についてです。劇中何度も触れられているので、いずれ伏線として回収するのでしょうか?考えすぎなのでしょうか?もし今後出てくるのだとすればかなり面白くなりそうな予感がしています。

 

配信サービス


現時点(2021年4月時点)で「ヴァイキング~海の覇者たち~」を配信しているのは以下のサイトでした。

NETFLIX


>>>サイトリンク
「Hulu」と同様に私が登録しているサイトです。オリジナル作品も豊富にあるのでお試し加入してみてもいいかもしれません。


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